大村高校サッカー部

サッカーと勉強。
Webにこんな記事が出ていました。

「角田涼太朗はなぜ卒業前に
 筑波大蹴球部を辞めてマリノス入りを
 実現できたのか?
 室屋成、上田綺世にも共通するのは…」

執筆者:安藤隆人 2021/08/01 サッカーダイジェストWeb
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=95414

記事を読んでもらえばわかりますが、
最近では、室谷選手、上田選手が
大学に在学したままプロデビューを
果たしています。

サッカーできる人はいいな。
なんて考えていると大間違いです。

大学在学中にプロデビューした人たちは、
プロになることを見越して、
卒業を待たず、3年次ですべての単位を取得する。
というような目標を持っています。

以前は、
スポーツが得意な人はスポーツ中心の生活。
勉強が得意な人は勉強中心の生活。
ということが多かったように思いますが、
いまは、サッカーをしたければ勉強も。
勉強だけでなくサッカーもやる。
という人たちを多く見ます。

若い選手が海外で活躍している理由の一つに、
そういったサッカー以外のことも疎かにしていない
ということがあるのではないでしょうか。

違う環境、違う言語、違う文化。
どこに行っても学び続け、変化できる人が、
世界で活躍できる人だと思います。

またこんな記事もあります。

「元レイソルユース副将がなぜ東大に?
 “幻の東京五輪代表”が明かす後悔
 「冨安や堂安が活躍する姿を見てしまうと…」」
執筆者:佐藤俊 2021/07/30 Number Web
https://number.bunshun.jp/articles/-/849094

Jユース(柏レイソル)出身という経歴を持つ
東大ア式の染谷大河選手もいます。

この人の場合には、Jユース出身でありながら、
東大に合格した人です。

私たちのように、進学校出身で、
高校時代には勉強中心の生活に切り替えたものの、
今ではサッカーもやりつつ
将来を見据えて勉強も頑張っているそうです。

どちらのケースでも共通することは、
みんなから気持ちよく送り出してもらっているところ。

決して中途半端な取り組みではなく、
一生懸命、全力を尽くし頑張っていたからこそ、
周りにも認められ、
自分の決断を尊重してもらえる人物になれた
と思います。

大村高校は、
勉強だけではなく、サッカーだけでもなく、
勉強もサッカーも頑張るところに
強みがあります。

それぞれが自分の強みを伸ばすことだけに
注力するのではなく、
お互いに助け合い、支えあって、
苦手なことも克服しながら取り組んでいき、
サッカーでも、勉強でも目標を達成する。

そこに、
この学校で生活する意味があると思うので、
夏休みも課題に取り組み、自学に参加し、
サッカーも頑張って、
頭も、身体も、大きく成長していきましょう。