大村高校サッカー部

コミュニケーションのポイント
今日は室内トレーニングで、
ボールを使わず、
コミュニケーションを意識して、
トレーニングを行ったので、
コミュニケーションのポイントを3つ。

1.明瞭かつ簡潔に

素早い動きが必要なときに、
いちいち詳しく説明している暇はありません。
サッカーの試合中に共有される重要な情報は、
2つ、もしくは1つの単語によって
凝縮して伝えられます。

「(相手が)来てるぞ!」、
「クリア」、「シュート」などなど。

いずれの言葉も、速やかな行動を取るのには、
十分な情報を伝えています。

2.落ち着いて考える時間を持つ

追い詰められているときのコミュニケーション、
これも大切ですが、
試合が中断(選手交代やアウトオブプレー)した際に、
スタッフ、チームメイトと集まって
プレー中には出来ない話し合いをすることが出来ます。
戦術について、試合の展開について、相手について、
場当たり的な対応ばかりでなく、
落ち着いて情報を共有し、最善の策を考え、
次のプレーの準備をすることも大切です。

3.話すタイミングを知ること

ポジション(役職、立場やプレーする場所、役割)が
異なる人が意見を述べてはならない。
というルールはありません。
離れた位置で見ているからこそ
感じられることもあります。
それぞれが役割を持ち、
誰もが発言できる環境を作ることで、
チームはまとまりを持って進んでいきます。
今日もありましたが、
年齢や学年、技術や力関係に関わらず、
必要な情報を必要なタイミングで共有する。
動きがある中で、遅すぎず早すぎず、
タイミングよく声をかけれる。
その力が、ゲーム中には求められます。

以上の3つが大切かなと感じます。

サッカーの大きな試合では、
慎重に言葉を選んでいる余裕なんてありません。
コミュニケーションが上手くいかなければ、
ポゼッション、陣地、そしてゴールを奪われかねません。

ピッチの中で適切なコミュニケーションが取れる。
サッカーの大切な技術の1つです。
チームの状態がいいときだけでなく、
負けそうなとき、キツイとき、
問題を解決しなければならないとき、
そんなときにチームに力を与え、
やる気を起こせるような声が必要ですよ。