先人の知恵に学ぶ。
先人という言葉は、
昔の人、祖先、開拓者など、
私たちが生きている今の時代より、
前の時代を生きていた人のことを言います。
そして、先人の知恵とは、
昔の人が色々な経験を経てうまれた
優れた知恵や技術のことです。
サッカーも同じです。
優れた先人が、世界には多くいます。
今の時代、先人の知恵は、
言い伝えやことわざに学ぶだけでなく、
言葉によって学び、
書物によって学び、
映像によって学ぶなど
他者の経験に学ぶことができます。
そういった他者の経験から学んだ上で、
さらに自分自身の経験によって学ぶことが
最も大切です。
学びがあれば、
同じことは繰り返さないと思います。
しかし、
実際には同じことが繰り返され、
準備をしても、
その準備が活かされないことが多くあります。
それは、なぜなんでしょう。
今日のプレーから私が感じることは、
結果を見て、過程を見ない人が
多いからではないかと思います。
見かけにとらわれ、
本質を見ていない。
そこに原因があると思います。
“ シュートをズドンと決める。 ”
それは素晴らしいことです。
でも、なぜそれができるのか。
なぜ、正確なキックをけれるのか。
なぜ、フリーでシュートを打っているのか。
その “ なぜ ” を考えないから、
理想とするプレーにならない。
“ なぜ ” “ どうすれば ” を考える人は、
工夫をします。
その工夫が大事なのに、
そのプレーを導き出すための
工夫をしないままに、
勝負に出る人が多いことが問題です。
個人でできることもあれば、
チームでやるべきこともあります。
人任せにせず、自分で考え、
工夫するから身につくんです。
新しいことを学ぶことも大切ですが、
先人の知恵を学び、
なぜを理解することも大切です。
物事の原理・原則を理解した人は、
必ず応用に辿り着きます。
そこまで辿り着くかどうかが、
勝負の鍵です。
試合の中では、自分で決断し、
実行しなければなりません。
そこで理想とする結果が得られるか。
それは日々の積み重ねにかかっています。
サッカーでも、勉強でも、
学びを深めるから成長するということを理解し、
実践できるといいと思います。
がんばりましょう。