心で感じることの大切さ。
大村高校毎年恒例、
読書感想文コンクール最終選考が
今日行われました。
毎年感心しますが、
最終選考に残る人たちが書く文章には、
本当に感心させられます。
今回の最終選考まで残った6作品のひとつに
こんな一文がありました。
せっかくすぐ近くに素敵な感動がたくさんあるのに、
その感動を見つけることができなければ、
知ることができないということが分かった。
目に写っているものも、
見ようとしなければ気づくことはありません。
本を読んでも、文字だけを見ては
作者の意図を、登場人物の心情を
読み取ることはできません。
話を聞いても、心にとまる言葉はなし、
学ぶこともないと思います。
どう受け取り、何に気づくのか。
それは、
感度がいいアンテナを持っていなければ、
難しく感じてしまうと思います。
本や言葉、経験から何を感じ取り、
どう表現するのか。
こういう機会を疎かにせず、
自分と向き合う時間を大切にすることも
高校生にとっては大切なことだと思います。
スマホが全盛のこの時代だからこそ、
どんな場面でも使えるいいアンテナを持ち、
豊かな心を育てるために
本を読んだり、自然に親しみ、
本物を知ることは大切なことだと
大高生の言葉から気付かされました。
どんなことでも成長につなげる。
そんな姿勢を持ち続けほしいと思います。