伸びる選手。
今日は、たまたまですが、
大学の監督の方とJユースの監督の方と
3人で2時間ほど話をさせていただきました。
そこでは、
大学サッカーで伸びる選手について
話をしたんですが、
印象的なことを2つ言われていました。
1つ目は、よく走ること。
伸びる選手は共通して、試合中によく走る。
まず、いい場所に行こうとする。
失敗することもあるが、すぐに修正し、
次のプレーに移る。
その繰り返しを常に続けていて、
量をこなすことによって質も高まる。
サッカーは走るスポーツですから、
当たり前のことですが非常に難しいことです。
2つ目が印象的でした。
一生懸命することを恥ずかしいと思っていない。
高校生にもいますよね。
一生懸命することができず、
おちゃらけてみたり、カッコつけたり。
大学生は、高校生よりも自分の時間が多く、
さまざまな誘惑も多くあります。
家を出て1人で生活する人も増えます。
自分の行動を、自分の責任で
選択しなければなりません。
その時に、一生懸命することを
恥ずかしいと思ってしまえば、
簡単に周りに流されることが
多くあるということです。
どんなに課題が多くても、
どんなにミスが続いても、
自分のミスを自分で取り返したり、
できるまで努力をしたり、
ブレない自分がないと
やり抜くことはできません。
環境が変わったり、甘い誘惑があるときでも、
一生懸命することを貫き通せる人は、
成長するということだと思います。
もちろん、羽目を外すときは外すんでしょうが、
そのメリハリをつけることができるし、
いき過ぎた羽目の外し方はしないということです。
こういったことは、高校生にも参考になりますし、
こういうことができる人は、
上のカテゴリーに行っても
必要とされる選手になることができます。
今の状況はどうでしょう。
試合でも、練習でも、走り切ってますか。
一生懸命、本気でやれてますか。
この2つをすぐやってみましょう。
それだけでもやれることが
確実に増えると思いますよ。