大村高校サッカー部

GRITを身につけるべき理由。
「 9回失敗しないと、
  なかなか1回の成功が手に入らない。」

これは、京都大学iPS細胞研究所所長の
山中教授が語った言葉です。

やり抜く力や粘り強さを表わす
GRITという概念自体は、
目新しいものではありません。

才能や知性にあふれた
特別な運命のもとに生まれなくても、
やり抜く力や粘り強さにあふれていれば
成功への道筋を切り開けるというわけです。

さらに、
このGRITは生まれ持った特別な能力ではなく、
誰でも今から伸ばしていくことができる力だ
ともいわれています。

難しそうでもやってみようと思い
(Guts:度胸)、
ちょっとくらいうまくいかなくても続けて
(Resilience:復元力)、
自分が決めたことを
(Initiative:自発性)、
決めた期間までは最後までやり遂げる
(Tenacity:執念)ことが、

GRITそのものを伸ばします。

今、ちょっとくらい上手くいかなくても
続けるという時期ではないでしょうか。

高校に入って、サッカーをやると
自分で決めて入部したと思います。

実際に活動ができる2年半前後の間、
勝負にこだわったり、
自分がより成長することを目指すことは、
簡単なことではありません。

しかし、
この限られた時間の中で、
最大限の成長を目指し、
最も大きな結果を得る。

そこにこだわりを持って、
続けていくことが成長には
欠かせません。

筋トレでも、食事でも、
トレーニングでも、勉強でも、

特別なことをするために
特別なことをするのではありません。
特別なことをするために
普段通りの当たり前のことをする。

それが大切です。

当たり前のことを続ける大切さと難しさ。

今考えるべき課題であり、
高校生活で身に付けるべき力であると
私は考えます。

少々の失敗を経験しても
諦めることなく、
最後までやり遂げる。

今だからこそ身に付く力です。

次こそは!と、
絶対諦めず、常に成長を目指して、
取り組んでいきましょう!