Life is a series of choices.
Life is a series of choices.
(人生は選択の連続である。)
この言葉、シェイクスピアの言葉として
紹介されることがあるようですが、
本当のところはよくわかっていないようです。
だれが言ったのかよくわからない言葉ですが、
この言葉には大きな意味があると思います。
人が生活をしているということは、
例えば、ご飯を食べるか、食べないか。
学校に行くか、行かないか。
サッカーをするか、しないか。
トレーニングを頑張るか、頑張らないか。
君たちの日常と同じように、
数え切れないほど多くの選択を繰り返しながら
経験を積み重ねるということです。
だからこそ、
人生に影響を及ぼさないと感じられるような
小さな選択の積み重ねが、
いつしか大きな差になっているように思えます。
例えば、今日のグループ分け。
どっちで走っても同じです。
同じ距離を同じタイムで同じ本数走るだけです。
でも、速い人のグループを選択するか、
走りに自信がない人たちのグループを選択するか、
これはトレーニングの効果を考える上でも大きな差です。
トップにはなれなくても、
自分を成長させる上で
チャレンジできる環境を選ぶ。
それとも、自信がない人たちの中で、
遅くても言い訳ができる環境を選ぶ。
休憩時間の表情、口から出る言葉、立ち姿。
そういった振る舞いひとつとっても、
差があるように感じます。
同じ時間、同じことをするのであれば、
より成長できる機会を選択しませんか。
自分の人生を振り返れば、
記憶に残るいくつかの選択があります。
高校を選ぶとき。
大学を選ぶとき。
就職するとき。
この3つだけは、特に印象深い選択です。
振り返れば、
なんでもっと上を目指さなかったのか。
上というのは、自分にとって
より挑戦的な選択をしなかったのかということです。
決して、今の人生に不満があるわけではありません。
でも、そのときにしかできない選択があるはずです。
それをやったのか、やっていないのかは
後々の人生に大きな影響を与えると思います。
大きな選択を自信を持ってやるためには、
自信につながる小さな選択を積み重ね、
できる自分を作り上げるしかありません。
その選択は自分にとって楽なものか、苦しいものか。
どちらなんでしょう。
日常の何気ない選択でしか、
自分を作り上げることはできないということを
きちんと認識してください。
後回しにした選択は、未来の自分を苦しめるだけです。
その結果は自分の選択によってもたらされるものです。
最後は、自分の責任です。
冷たく感じるかもしれませんが、
自分の人生は、自分で作ったものです。
いまチャンスがあっても、
そのチャンスを掴むかどうかは自分次第です。
勇気がなくても、逃げたくなっても、
誘惑に負けそうになっても、
小さな選択を間違えなければ、
必ず人は成長します。
そう意識しながら生きることができれば、
少しずつ変わっていくと思います。
結果はどうであれ、
成長するための選択をすることができるはず。
失敗することがあっても、
チャレンジすることは誰にでもできるはず。
“ 自分の人生は、自分で作るものだ。 ”
そのことだけは忘れないようにしましょう。