楽しむ。
遠藤選手のインタビューが
記事となっていまいたので、
一部抜粋し、紹介します。
僕は後ろから人を動かすポジション。
漫画の『キングダム』に出てくる趙の李牧(りぼく)、
秦の昌平君(しょうへいくん)のような
“ 策士 ” が理想です。
自分たちが有利に働くように
敵を動かすことを地上目線でやりたい。
ピッチ上でそれができれば、
サッカーはムチャクチャ楽しくなる。
将棋みたいに『何手先はこうなる』
っていうのを読みながら
理想通りできるプレーを増やせればいいかな。
誰と比較してとかじゃなくて、
自分のサッカーを誰よりも上回りたい。
最近では、球際、ハードワークという言葉が
よく聞かれます。
しかし、サッカーの本質は、
いかにゴールを奪い、ゴール守るのか。
サッカー部 第2章においては、
攻守においてどこに立つのか。
プレーの優先順位は何か。
そこからチームとしての基準を作り、
取り組んできました。
遠藤選手の言葉にあるように、
“ 自分たちが有利に働くように、敵を動かす ”
そして、先を読みながら、
理想のプレーを増やしていく。
チームの全体像を見ながら、
自分の役割を考え、動くこと。
誰もがわかっていることですが、
ゴールを奪うため、
ゴールを守るためにという目的を共有できれば
チームがブレることはありません。
いよいよ、週末からは選手権が始まります。
チームとしてやることがブレないように。
そして、駆け引きを楽しみながら、
勝負にこだわっていきましょう。
元川悦子(スポーツジャーナリスト) 2021.10.21
「過去の栄光にすがることはない」電撃移籍から1年、遠藤保仁41歳の今
https://news.yahoo.co.jp/byline/motokawaetsuko/20211021-00263872