以屈為伸。
「以屈為伸」
(くつをもってしんとなす。)
中国明大の洪自誠という人が記した
「菜根譚」という書物にあるそうです。
普段は人に対して身を屈めて
後日伸びる時に備えておく。
屈することでパワーを蓄え、
伸びる際の力にする。
また、伸びる時には必ず抵抗がある。
人間は抵抗がないと伸びない。
困難が立ちはだかったらチャンスと
とらえて思い切りぶつかっていく。
その精神の力が成長を促し、
躍進につながる。
義理の母は書道を今でも続けています。
実家に行くと筆で書かれたものが
たくさんか飾ってあります。
その中で最も古いものが
(勝手に思ってますが…。)
座敷に飾ってあるこの言葉です。
3日間の試合を振り返ると、
今、伸びているなと感じられる人もいれば、
頑張りどきかな、ひと頑張り出来るかな、
と感じられる人もいます。
成長のスピードや時期は
人それぞれです。
上手くいかなかったり、
試合に出れなくなったり。
でも、何かの抵抗がある、
その時が大切です。
今までやってきたことを
続けることが出来るか。
今、なにか行動を起こせるか。
ここを乗り切れば、
心も体も成長できます。
大切なのは、
自分が成長を続けられるか。
人との比較ではなく、
自分が何をすべきか、抽象的にせず、
具体的に目標を定めていきましょう。