練習と本番。
練習は本番のように。
本番は練習のように。
という言葉がありますよね。
ちょうど今、テスト前ですが、
練習で本番のようにやっていますか?
小学校の時の先生に、
こんな先生がいました。
いつもピアノを上手に弾く先生。
音楽の授業でも、全校集会でも、
入学式でも、卒業式でも。
でも、練習している姿を
見たことがありませんでした。
10年ほど前、
その先生が病気で亡くなりました。
私の小学校の時の先生と母親が、
その先生の思い出話をしていました。
いつも完璧に演奏していたその先生は
どんな曲でも何度も練習して、
本番を迎える前の最後の仕上げとして、
目隠しをして弾いていたそうです。
練習で本番のように、
本番どんなに緊張しても、
自然と指が動くところまで。
そして、本番では練習のように弾く。
テストも同じです。
教科書を見たり、ノートを見たり、
ヒントを貰うことは出来ません。
最後は自分の力で答えまで辿り着く。
その繰り返しをきちんと行うこと。
はじめは見てもいいですが、
最後は自力で、答えまで!
ちゃんと本番を意識した学習を
心がけましょうね。