自主性と主体性
自主性 と 主体性
ちょっと気になり調べてみました。
自主性
…自分の判断で率先して行動する態度
主体性
…自分の意志・判断で行動しようとする態度
この言葉だけではよくわからなかったので、
ちょっと調べてまとめなおすと、
自主性
他人から言われたり、誰かから指示・命令されて
初めて行動するのではなく、
任されていることを明確にして自ら行動すること。
主体性
解決策がない場合や先行きがわからない場合でも、
自分の考えや判断により、自分で責任を負って
物事に取り組めること。
こうまとめ直すと、
自主性を持つ人は、やるべきことを明確に把握して、
他の人よりも素早く、正確にできる人のことと思います。
それに対し、
主体性を持つ人は、「 目的=すべきこと 」を明確にし、
その目的の達成に向けて行動できる人のことでしょう。
2つの違いは、
すべきことが明確かどうかでしょう。
すべきことが明確な場合に
それを率先して行うのが、自主性。
すべきことが明確でない場合に、
それを明確にしつつ率先して行うのが、主体性。
自分はどちらの力が不足しているのか。
決められたことを率先してできない人は、
まずは自主性から。
決められていることはこなせるが、
分からないことや不安なことに関する
行動が足りない人は主体性を。
ただし、
まずどちらの力を身につけないといけないかは、
考えてみてください。
身につけることにも優先順位があると思います。
どちらの力も必要な力です。
学校での作業、掃除の様子をみて、
気になったのでこんなことを書いてみました。