大村高校サッカー部

毎年変わらないこと and 振り返り
大村高校に来て3年目。
毎年変わらないことがあります。

1つ目。
物事の始めや立ち上がりに
集中できないこと。
いつもスタートダッシュに失敗してから、
頑張ろうとします。

2つ目。
自信を持てないこと。
大村高校サッカー部のトレーニングや
様々な経験は他のチームに負けるような
ものではありません。
他県の強豪校とは普通にやれても、
県内の実績のある高校には、ものすごく弱い。
少しは自信を持ってほしいのですが、
客観的に自分たちの力を判断することを苦手とします。

ここでこの週末の振り返りです。

木曜日、佐賀東、長崎南、大村工業と
練習試合を行いました。
雨の中の試合でしたが、
最初の佐賀東とのゲームは完勝です。
守備も攻撃も自分たちの思い通り。
キツいこともあったかもしれませんが、
やりきった上で、勝負にも勝った理想的なゲームです。

休みを挟んで、土曜日の長崎日大とのゲーム。
予定外でしたが、日大のトップチームと
試合をすることができました。
前半は、ここで書いているように
スタートダッシュに失敗し、惨敗。
そして、ハーフタイムに大説教‼
その後始まった後半は、2-2の引き分けで終了。
いつも思います。
やれば出来るのに、なぜやらない。
新しいことは何もやっていない。
変えたのは取り組む気持ちだけ。

そして、今日のゲーム。
佐世保西とは、前半は決定機を決めきらず。
後半にミスから失点し、1−2で負け。
猶興館とは、粘ってFKから直接ゴールし、
1−0の勝ち。
このゲームも、負けがあってからの
勝ちを拾う展開でした。

「仕事と作業」覚えてますか?
君たちは作業をしているわけではありません。
仕事をしているのです。

大村高校サッカー部で過ごす時間には、
価値があります。
ここで過ごした人、サッカー部の活動を見続けた人
にしかわからない価値があります。
でもそれだけではだめだと思っています。
大村高校サッカー部は目指すべき存在であり、
大村高校サッカー部の頑張りは、
いつも私達の活動を見てくれている人たちの
エネルギーとなるものでありたい。
と思ってやっています。

そんなサッカー部となるためには、
プレーをする選手たちには自信を持って欲しい。
高い目標を掲げているのだから、
目標に挑戦し、実績を積み上げ、自信として欲しい。
自分自身が「よくやった」と心から言えるような経験を
コツコツ積み重ねてほしいと思います。

ちょっと長かったかな…。