大村高校サッカー部

みんなちがって、みんないい。
今日、娘の音読の宿題は、
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」でした。

「私と小鳥と鈴と」
      金子みすゞ

 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが
 飛べる小鳥は私のやうに、
 地面を速くは走れない。
 
 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のやうに
 たくさんな唄は知らないよ。
 
 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

“ みんなちがって、みんないい。”

久々に聞いたこの詩に、このフレーズに、
ちょっと考えさせられました。

私たちのチームは、
上手な選手が集まっているチームではありません。
みんなそれぞれ、
良いところもあり、悪いところもあり。

だからこそ、お互いをよく理解し、
必要に応じて、コミュニケーションを
取り続けなければなりません。

お互いが理解が深め、
足りない部分を補い合いながら、
戦っていくことが必要なんです。

そして、さらにここで1つ。

みんな違って良いんです。

その違いをどう自分の長所に変えるのか、
どうすれば、試合で活かせる力となるのか、
みんなと違う武器となるのか、
そこを考えて欲しいと思います。

今日の試合でも同じです。

相手に負けない強力な武器を持っていても
使いこなせなければ意味はありません。

一人ひとりの良さを伸ばしつつ、
チーム全体の力も伸ばす。

そのために、
自分の武器を持ちましょう。
自分の武器を磨きましょう。

そして、
いつでもどこでも使えるように、
自分自身を作り上げましょう。

持っている能力は、与えられたもの。
しかし、それを磨き、作り上げるのは、
自分自身です。

みんなと違うからこそ、
その武器が活きる。

自分を磨き、鍛え、作り上げる。

そのために何をやるべきか。
考えていきましょう!