大村高校サッカー部

今日はHくん。
私には、登校中によく挨拶をする
おじいさんがいます。

全くの他人ですが
すれ違う回数が増えるにつれて
お互いが認知し合って
目をみて挨拶をするようになりました。

そのおじいさんと挨拶を交わした日は
いつもより元気に過ごせます。

赤の他人であっても
挨拶をしあうことでお互いに
良い気持ちになれます。

お互いのためになります。

これはサッカーにも通ずるところがある
と思います。

日常とサッカーがつながっている
と言われるように、
お互いのために何かをする、
サッカーにおいて言えば
プレー中のコミュニケーションなど
自分も相手もよりよい方向へとつながっていく
と思います。

思いやりや相手の立場になって考えることで
プレーの幅も日常生活の向上にも役立つはずです。

当たり前のようなことですが、
こういったことを常日頃から
心がけて過ごしていきたいなと思います。

皆さんも心がけていきましょう。


コミュニケーションなんて、
伝わっているようで、
伝わっていないことがほとんどです。

だからこそ、
言葉にして明確に伝えることが大切。

あいさつも同じです。
言われてするのか、気づいたらするのか。

初めて訪れた学校や教室をイメージしてください。

誰も知らない場所で、1人で教室に入ったとき、
誰も声をかけてくれなかったら、
どんな気持ちになるでしょう。

期待や好奇心よりも、
不安や動揺、疎外感の方が大きくなりませんか。

たった1人でもいいから、
「おはよう!」と声をかけてくれれば、
一瞬にして、不安や疎外感は消え去っていきます。

そんな気持ちを感じるのが人間です。

いつでもどこでも、先にあいさつをする。
先に声をかけてあげる。

それは、相手を認識し、
尊重してあげるための第1歩です。

プレー中でも、みんな同じような不安を感じ、
迷いながらやっているんだろうなと
感じることがあります。

ひと声でいい。

「ここにちょうだい!」
「今出せ!」「右を切れ!」
「追い込め!」のような声を、
先に出せる人がいれば、
それはチームに安心感をもたらし、
自信を持ってプレーすることにつながります。

思っているより、
人の考えていることは理解できません。

だからこそ、
自分の考えを伝えることが大事。
そして、
相手の反応をしっかり受け取ることが大事。

コミュニケーションとは、
発信と受信の2つがあるということ。

そして、きっかけは自ら発信し作るけど、
相手の言葉を受け取ることも大切にすること。

それができれば、
理解し合うことは難しくないということ。

きっかけは何でもいいですが、
自分から発信していくことができる人は、
いい選手になれると思いますし、
自分が発した言葉に対する
相手の言葉をきちんと受け取れる人は、
さらにいい選手になれると思います。

どこに行っても、誰に対しても、
まず、あいさつ!

相手の存在を認め、
より深く理解し合いながら
共に歩み、支え合うことができれば
理想的だと思いますよ。