大村高校サッカー部

礼儀。
礼儀という言葉には、深い意味があります。

「礼」という字は、
もともと “ 心の豊かさを示す ”
という意味を持っています。
「禮」と書くのが本来の礼である。
これは心のゆとり、配慮、思いやりを表します。

「儀」は “ 儀式の儀 ” 。
つまり形式・作法・型を意味します。

つまり礼儀とは、
内なる思い(心)と、
外に表す型(形)の両方があって
はじめて成立するものです。

礼儀がある人とは、
心が整っている人ではなく、
心を形にできる人である。

逆に言えば、
どれだけ思いやりがあっても、
それが形になっていなければ
相手には伝わらない。

そして、
どれだけ形が美しくても、
心が込もっていなければ
“ 空々しい ” と受け取られてしまう。

 「 空々しい(そらぞらしい)」
  中身が空っぽであることや、
  嘘・ごまかしが見えすいている様子を
  強調した表現

では、形とはどうすればいいのか。

礼儀には5つの形があるといいます。

1. 挨拶
2. 身だしなみ
3. 言葉遣い
4. 姿勢・態度
5. 長幼の序
  単に年上が偉いというだけでなく
 「年少者は年長者を敬い、
  年長者は年少者を慈しむ(かわいがる)」
  という意味がある。

例えば、挨拶を交わすとき。
声は聞こえるが、
相手の目を見ない、体を向けない、
スマホをいじりながら…。

それは“挨拶の形”にはなってはいません。

相手には、
「あ、私、見られてないな」
と伝わる。

言葉遣いだけでなく、
その言葉をどういう構えで
発するかが大切です。

また、身だしなみや姿勢、所作も同様。
「整っている」という事実が、
相手に「あなたに対して礼儀を払っています」
というメッセージになります。


人は最初から心を込められるとは限りません。

経験が浅い、
相手の背景を知らない、
感情の整理がつかない。

それでも、形を整えることで
心の準備ができるようになります。

まずは、姿勢を正して話を聞く。
相手を見てから挨拶する。
「ありがとう」を形としてきちんと口にする。

形から入ることで、
自分の心が相手の心に伝わり、
お互いの心がつながることで、
相手との関係もより良いものへと変化していく。

そのことを礼儀と言うのではないでしょうか。

では、
今の自分はきちんと礼を尽くせているのか。

伸びない、できないという前に、
そのことを考えるタイミングかもしれませんね。

心が変われば、結果は変わりますよ。