一刹那正念場。
一刹那とは、
一瞬ということである。
正念場は、
歌舞伎からきた言葉。
一曲・一場の最も重要なところ、
ここぞという大事な場面を指す。
一瞬一瞬を人生の最も大事なところ、
人生の勝負どころ、本番と捉えて
真剣に生きよ。
と教えている言葉が
" 一刹那正念場 " である。
松下幸之助氏はこう語っています。
「人と比較をして劣っているといっても、
決して恥ずることではない。
けれども、
去年の自分と今年の自分とを比較して、
もしも今年が劣っているとしたら、
それこそ恥ずべきことである。」
大事なことは、人との比較ではなく、
自分自身が毎日少しずつでも、
どれだけ進歩したか、学んだか。
今日、この今を怠惰に生きる人は、
1年後の今日も同じように怠惰に生きる。
" 一刹那正念場 "
この一瞬を真剣に。