物を大切にする。
うちの部員は、物を大切に扱う
ということができません。
次に使う人のことを考える。
感謝の気持ちを持って使う。
などいろんな考え方があると思いますが、
いくつかのエピソードを添えて紹介します。
物を大切に扱うことができない人は、
人を大切に扱うことはできない。
サービスのプロは、物を大切にしている。
サービスのプロ、ホスピタリティ産業、
だけではなく、
感性を必要としている仕事なら
どんな仕事にも当てはまることではないでしょうか。
スポーツ界で物を大切にする人として
有名なイチロー選手。
バットの木は、
自然が何十年もかけて育てています。
僕のバットは、
この自然の木から手作りで作られています。
グローブも手作りの製品です。
一度バットを投げた時、
非常に嫌な気持ちになりました。
自然を大切にし、 作ってくれた人の気持ちを考えて
僕はバットを投げることも地面に叩きつけることもしません。
プロとして道具を大事に扱うのは当然のことです。
道具を使えることに感謝すること、
それこそ野球がうまくなるコツとも言われています。
どのような物も、
人の手によって作られ、
今、あなたの手元にあります。
そこへ想像力を巡らせて、
心を込めて扱うことができる人が、
人との対応に心を込める事ができる人です。
作ってくれた人の名前、顔を知らずとも
感謝を忘れてはいけない。
そんな気持ちを持ち続けて、
なんでも取り組んで欲しいと思います。