ルールを守れ。
大村高校は進学校!ということで、
『ドラゴン桜』第11巻・98限目
「ルールと自由」から学ばせてもらいます。
初めて東大模試を受ける生徒2人に、
桜木先生が注意を促したのは、
問題の表紙にある注意事項を必ずよく読んで従う
ということ。
当たり前と言うかもしれませんが、
その油断が命取りになると言っています。
どんな注意事項が書かれているのかといえば、
解答は必ず指定された箇所に記入せよ。
関係のない文字や記号などを記入するな。
解答の余白には何も書くな。
など。
なんだ、当たり前じゃん。
なんて思って、最後まで読むことを怠れば
これらのルールに違反した答案は無効になる。
ことが問題の表紙にしっかりと明記されいることを
見逃しかねません。
「 無効 = 0点 」です。
どれほど勉強を積み重ね、
頑張って書いた解答でも、
0点になってしまうということです。
ミスした受験生に悪気がなくても、
東大はルールに厳格です。
ルールを守れなければ、すべてを失ってしまう。
なぜ、東大はこんなにルールに厳しいのか。
ルールを厳格に守れる人こそが
東大入学者にふさわしく
将来個性的な発想をできるようになる
と桜木先生は言います。その理由はこうです。
ルールを守るには、ルールを細部まで
正しく理解しなくてはいけない
今あるルールを詳しく知り
そのルールの中で工夫を重ねるうちに
独自の発想は生まれる
例えば…
サッカーのルールを理解し利用することによって
いろいろな攻撃のバリエーションが生み出される
これは技術革新や科学的発見も同じこと
基礎的原理は研究分野のルールだ
これを理解し発展させることによって
次の新たな原理が生まれるのだ
そしてこう言います。
ルールを鼻から無視しているやつは
ただ何も考えていないだけだ
研究の時に基礎を無視するやつの発想は
所詮的外れ
ルールを守ろうとするから、
ルールをきちんと理解しようとする。
まずは、その姿勢が必要でしょう。
せっかく頑張っても0点になってしまっては
意味がありません。
どんなことでもルールがあって
ルールを守るからこそ
色々なことが機能していることを知り、
ルールを熟知することが
できること、選択肢を増やすことにつながると
理解すべきだと思います。
何も考えず、
的外れな行動しかできない人間になるか。
ルールを熟知し、
さまざまな場面に対応できる人間になるのか。
選ぶのはいつでも自分自身。
自分の行動は、自分で選んでいることに
気づいてください。よろしくお願いします。