大村高校サッカー部

「彼を知り 己を知れば 百戦殆からず」
「孫子・謀攻編」にある格言です。

敵の実力や現状をしっかりと把握し、
自分自身のことをよくわきまえて戦えば、
なんど戦っても、勝つことができる。

なにか問題を解決するときも、
その内容を吟味し、
自分の力量を認識したうえで対処すれば、
うまく対処することができる。


勝負の原則は
「敵を知ること」
とともに、
「己をよく知ること」
と言われます。

今大会を振り返ると
「己を知る」ということが
どれくらいできていたのか。

自己認識の誤りは、
「過小評価」と「過大評価」の
2つの場合があります。

両者とも
戦う場合にはマイナス要素となります。

過小評価の場合は、
積極的に行動すべき事態に対し
慎重になりすぎて、
判断や行動が後手になってしまう。

そして
自己の実力を過大評価するのは
準備を怠り、知識不足となり、
他者の評価を曖昧にし、
困難に対処できなくしてしまいます。

今回は、いろんな場面で
自分たちの力を過小評価したり
過大評価したり。

また、相手の力を過小評価したり、
過大評価していたように感じます。

その結果、判断に迷いを生み、
プレーに思い切りの良さを出せない
そんな結果となったと思います。

今回の結果を受けて、
自分たちの立っている場所を
再確認できました。

もっとやらなければいけないし、
もっと学ばなければならない。

明日から再スタートです。
失敗して転んでも、すぐに立ち上がって
もう1回必ず倒しにいきます。

1回でダメなら何度でも挑めばいい。
できるまでやめることはありません。

 常に学び続け、成長し続ける。

そこだけは、どんなチームより
高い意識で取り組み続けてほしい
と思います。