大村高校サッカー部

「 一を… 」
「 一を 」の後に続く
ことわざをいくつ知っていますか。

例えば、

 「 一を以て万を知る 」

 一つのことを学んだり見たりすることから、
 それと関連する
 たくさんのことを理解することができる
 という意味です。

 「 一を聞いて十を知る 」

 物事の一部分を聞いただけで、
 それが全体の理解につながる
 という意味です。

2つ目の言葉は、
高校時代よく先生から言われていました。
「 一から十を知れ 」と。

前向きに、自ら学ぶように
よく言われていました。

調べてみると、
この言葉にも対義語があります。

 「 一を知りて二を知らず 」

 知識が浅く応用力がないこと。

一つのことは知ってるけど、
それを応用するための
幅広い知識や見識が足りず、
深い理解ができないことを言っています。


いろんな話をしていると思いますが、
どれも深まりが感じられない時が多い。

一を聞いて、十を知ることができればいいですが、
そういかない時もあるでしょう。

しかし、一を聞いたら二と言わず、
半分の五くらいは最低でも目指せるのではないか
と思ってしまいます。

プレーも同じです。

なぜ、1対1の話をすると、
これまで積み上げてきたことを忘れて、
これまでの取り組みの中にある
1対1の重要性を考えることができないのか。

点で考えるのではなく、
線で考えることが出来ないか。

そんなことが多くあります。

なぜ、今この話なのか。

意味づけをするのは、
自分でできますよね。

意味がわかれば、
取り組むべき理由もわかりますよね。

言われてやるものではない。
当たり前にあることの有り難さに気づけば
君たちの行動は必ず変わるはずだと思います。

行動が変われば、
結果は変わります。

そうすれば、これからの人生だって
今からどうにだってなります。

いつ気づく?
いつ動く?

一を聞いて十を知れ!

君たちだって
できるはずですよ。