自由。
「自由」には二つの意味があります。
一つは「〇〇からの自由」、
つまり、「制限や束縛を受けないこと」。
英語のFreedomを「自由」と
訳すようになったのは幕末のころですが、
「自由」という言葉はもともと我儘放題
という意味で使われていたので、
福沢諭吉は、「自由」と訳すことで
Freedomが誤解されるのではないか
と心配しました。
「自由」をはき違えた無責任な言動の原因の一つは、
Freedomを「自由」と訳したことにあるのかもしれません。
その一方で「自由」には、
「自らにもとづく」「自らによる」という、
もう一つの意味があります。
「自由」の「自」は「みずから」「自分」、
「由」は「よる」「もとづく」
という意味を表します。
自分で考え、判断・選択し、行動する。
そして、その結果について責任を負う。
これが「自立」した生き方、
独立自存のあり方です。
これが本当の自由であると私は思います。
サッカーは自由です。
最後に決めるの自分です。
結果よりもプロセスに与えられた自由を
もっと楽しんでほしいし、
それが自分をかたち創っていくと思いますよ。