やってはいけない反復練習。
色々調べていると、
新しい発見がありますね。
反復練習にも、
いい反復練習と悪い反復練習が
あるそうです。
いい反復練習とは、
「まちがい」を受け止め、
「まちがい」を集中的に練習する。
そして、定期的にテストを行い、
自分の力を評価することが重要です。
定期的なテストは、
自分の成長を実感する機会になります。
ただし、定期的なテストは、
新たな「まちがい」を発見する機会にも
なっています。
集中的に練習してできたという自信が
次のモチベーションへとつながります。
スモールステップで進んでいくことが
ポイントでしょう。
どうすれば、自分ができるようになるのか、
新しい方法を考え、どんどん試す。
そこが大切です。
それでは本題の
やってはいけない、悪い反復練習。
やってはいけない、悪い反復練習とは、
いつも同じ順番で反復練習をすることです。
これ基礎練習でもなんでもやりがちですよね。
ペアのウォーミングアップなんかその典型です。
なぜ間違っているのかというと、
「初頭効果と新近効果」という理論で
説明できます。
問題の『最初』と『最後』は、
特に記憶に残りやすいため、
知らず知らすのうちに、
偏って覚えてしまうのです。
私自身も経験がありますが、
例えば、アジリティを意識した
ステップの練習。
全て同じではなく、印象に残っている
いくつかの動作を得意になり、
他はそれほどでもない…。
振り返れば、
いくつもそんなことがありそうです。
練習はできる限りランダムに、
どのような順番でも、どのような状況でも
正しくプレーすることを
身につけなければいけません。
そのためには、
いつも同じ順番でするのではなく、
ランダムに違う順番でも、
新しいことを加えながら取り組むことで、
より効率的に学習することができる
ということを覚えておきましょう。
これ、運動だけではなく、
勉強でも効果的らしいですよ。