「仕事と作業の違い」
まず、仕事と作業が違うということを
考えたことがありますか?
まず作業ですが、
やり方があり、正解もあります。
マニュアルを作ることもできます。
そのため、1人でもできるし、
誰がやっても同じ結果を得ることができます。
しかし、仕事は違います。
仕事は、何らかの価値を生み出すものであり、
その価値を受け取ってくれる誰かのためにするものです。
こうすればいいというマニュアルもなければ、
答えもありません。
何が最善かをその時の状況によって、
自分で見つけることを求められます。
非常に抽象的でわかりにくいですが、
結果が出なければ改善を加える必要がありますし、
改善をする中で価値を生み出すことが求められます。
指示されたことしか出来ないうちは、
まだまだ作業を繰り返しているだけと言えるでしょう。
やり方次第で作業は仕事に変わります。
自分がやったことによって、
受け取る相手が付加価値を感じるように
すればいいのです。
誰のために、何のためにやるのか。
自分がやっていることの先に、相手がいることを想像し、
今やっていることの意味を見つけ、新しい価値を、
周りに届けられる人になれるといいですね。
ということを2年前に書いています。
ちょうど、クラスマッチのときだったのかもしれません。
7月3日の日記に、
これを読みましょうと書きましたが、
何人が読んでくれたのでしょう。
結局、作業しかできない人がいますし、
作業すらできない人もいます。
やっていることは、言われたこと以下。
早く仕事ができるようになってほしい
と思っているのですが、
今のところは作業をより早く、
より美しくできるようにということが優先です。
言葉を聞き、求められていることを理解し、
相手が付加価値を感じてくれるように
取り組める人が増えるといいですけどね。
そう長く待っているつもりもありませんが、
早くできるようになることを期待します。