線を動かさない。
サッカーは、
決められた場所で、制限された時間内に、
お互いが共通したルールのもとで、
ゴールの数を競うスポーツです。
全世界で共通したルールに基づいて行われる
スポーツをやっているにも関わらず、
自分の都合で勝手にルールを変える人が
今回、いっぱいいました。
例えば、決められた場所に、
決められた時間までに集合できない人。
戦いが行われる場所に、
万全の体調で余裕を持って向かわなければ、
不足の事態に対応することはできませんし、
遅れて行ったのでは戦うこともできません。
もちろん休むなんて論外です。
また、決められた時間内に勝負ができない人。
何を行うにしても、期限が設けられています。
いつまでに、何をする必要があるのか。
やるべきことは明確になっているにも関わらず、
努力をせず、自分の都合でやるべきことをやりません。
挙げ句の果てに、期限を延ばしてもらったくせに、
その期限すら守ることをしません。
今回、猶予をもらったにも関わらず、
その約束を守らなかったことで、
サッカー部は信用を失いました。
他にも、ルールを守れない人。
自分の好きなことだけやって、
やるべきことに取り組まない人。
色々な人がいます。
ルールに基づいて、期限までに、
与えられた課題を達成する事が求められているのに、
それを自分の都合で勝手に変える人がいる。
ゴールは動かないはずなのに、
勝手に動かして、形を変えようとする人がいる。
それが今のサッカー部です。
やっていいこと と やってはいけないことの間には、
目に見えない線が引いてあります。
その線を動かせば、
自分にとって楽にもなるし、キツくもなる。
ただし、楽な方に動かしてしまえば、
それは自分の成長を止めるだけ。
決して動かしてはいけない線が
日常の中にはいっぱいあると思います。
それを簡単に動かさないということが、
自分を成長させることにつながるのではないですか。
好きなことだけをしてはいけません。
得意なことだけでもいけません。
相手がいて、味方がいて、
ボールがあって、ゴールがある。
ピッチの中では、目に見えるものだけではなく、
目に見えないものを見る力が求められています。
自分の都合のいいように見ようとしたり、
思い込みで行動すれば、大きな失敗をします。
今回のことで本当にやるべきことに気づくのか。
または、試合に勝ったりしたことで、
自分に都合よく解釈して、思い込みで行動するのか。
今が分岐点です。
二、三日では、表面状を取り繕うことはできても、
本質は変わりません。
これから先がどうなるか。
しっかり見極めていきたいと思います。
良い方に転ぶのか。それとも変わらずか。
きちんと伝わればいいと思いますが、
どう受け取ってくれるのか。
そこから見極めていきたいと思います。