卒業する3年生を思い返すと…。
一日遅れとなりましたが、
ちょっとだけ書きます。
卒業する3年生と過ごした3年間を振り返ると、
今年度の3年生は、
よく頑張った学年だなと思います。
まず、レギュラーとして試合に出れたのは、
数人でした。
ほとんどの人は、
メンバーにも選ばれず、
試合に出ることもないままに、
卒業します。
でも、一番努力をした学年でもあります。
私が来てからの4年間で、
一番練習をしていたのではないかと思います。
例えば、いつの間にか始まった朝練。
もちろん、勉強もしているはずですから、
朝は眠いはず。
それでも、毎日決まった時間に出てきて、
自分自身と向き合っていたと思います。
その結果は、
ゴールデンウィークに現れました。
B戦では、点が取れるチームとなり、
トップチームのゲームに出ても、
遜色ないプレーができる人が増えました。
それだけに、私の悩みも増え、
高総体直前には本気で考え、
ベストの20人を選んだつもりです。
50人以上からメンバー20人を選ぶわけですから、
納得いかず、不満を持った人もいると思いますが、
自分の感情を抑え、チームのためにと後輩たちへ
メッセージを伝えてくれた人もいました。
自分がやってきたことに自信もあったはずです。
どんな状況になっても、
決して腐らず、最後までやり抜いてくれたことに
本当に感謝しています。
案の定、高総体後、
後輩たちは勝てない時期へと突入します。
どんな状況でも、前向きに考え、
自らの意志で行動できた3年生の存在の大きさを
感じていたのではないかと思います。
どんな状況でも、前向きにトライし、
チームで協力して取り組んだ学年です。
このグラウンドで出会った仲間を大切にし、
これからの人生でも前向きに
トライし続ける人であってください。