大村高校サッカー部

『動』
本日、7日に亡くなった
小嶺忠敏先生の葬儀・告別式が
行われました。

この「動」という言葉は、
小嶺先生の座右の銘だそうです。

「見る者が動くことによって
 見えない部分が見える。
 正面から見た彫刻も、
 自分が動くと違うように見える。
 あそこの置きものの裏側、
 そこからは見えないでしょ。」

スポーツ誌の記者の方が、
校長室で聞かれた話だそうです。

時代とともに変わる子どもたちにも柔軟に対応し、
常に結果を残されるそのパワフルな姿を、
グラウンドで見ることができないと思うと
本当に寂しく感じます。

私自身も審判をしている時には、
本当に鍛えていただきました。

一番厳しい目を持ち、
こちらが手を抜くと全てを見破られるような
緊張感を感じながら笛を吹いていた事を
思い出します。

小嶺先生のような指導者になることは
私のようなものには難しいと思いますが、
「動」という言葉が表すように、
受け身にならず、
常に自ら動いて環境を作り、
多様な視点を持って、
生徒とともに学びを継続していく。

そういう教育者になれるよう
日々努力をしていきたいと思います。