小事は大事。
油断大敵から
似たような言葉はないかと広げていくと、
この言葉もありました。
“ 小事は大事 ”
大きなことも、
もともとはささいなことから起こるので、
ささいなこともいいかげんに扱ってはならない。
このような意味です。
もともとは、中国の古典、
老子の中に出てくる言葉で、
「大事は必ず細より作る。」
(だいじはかならずさいよりおこる)
と、書かれています。
大きな事件や問題は、
必ず取るに足らない小さなことが原因で起こる。
という、いましめです。
結果を出す人で、
「小事」をおろそかにする人は、
ほとんどいないと思います。
大きなことを成し遂げようとするとき、
些細なことに気づき、
それに対してしっかりと向き合い、
あるべき方向にもっていけるか。
そこに勝負の分岐点があるように思います。
今、オリンピックに参加している
たくさんのアスリートを見て、
生の声を聞くことが出来ます。
どんな競技、種目でも、
金メダリストは1人、
または、1チームしかいません。
勝った人も、負けた人も、
どんなことを大事にしているのか、
何にこだわって取り組んでいたのか、
今の気持ちをどんな気持ちなのか、
プレーや言葉の端々から感じられると思います。
見て気付けるか。
聞いて気付けるか。
それも些細なことですが、
受け取る側の見方、アンテナ次第で
変わってきます。
何がきっかけで
人生が変わるかはわかりません。
どんな状況であっても、
小さなことを疎かにせず、
前へと進んでいけるように
取り組んでいきましょう。