練習は本番のように、本番は練習のように。
昨日の一言は、
「 頑張るな。夢中になれ。」
しかし、試合を見ていると、
夢中！って感じではないですよね。
何か他人事だったり、
結果に対してこだわりがなかったり。
1つのボールに対しても、
簡単に譲ったり、諦めたり…。
それって結局、
自信や余裕がないのではないですか。
やるべきことを整理して、
自信と余裕を持って
やり遂げるだけの力がない。
では、どうするか。
やるべきことを、
最初から最後までやり遂げるには、
集中力と判断力が必要です。
しかし、集中力を維持し、
状況に応じた判断を素早くするために必要なのは、
１試合を通して走れるだけの体力です。
高い技術を発揮するにも体力が必要です。
人間疲れるとミスが多くなる。
それはみんな経験済みです。
だったら、１試合走っても
疲れない体を作ればいい。
相手よりも走れる体力があるから、
余裕を持って準備して、やるべきことを
正確にやり遂げることが出来ます。
そして、その体力を効果的に使うために、
正確な技術と高い戦術理解があると
さらに良いと思います。
でも、どの選手も技術と戦術理解が
高いわけではありません。
では、そのときはどうするのか。
技術、戦術が身に付くまでは、
ミスを体力でカバーすればいいと思います。
でも、それが出来ないのが今のチームです。
だったら、
練習で本番のように疲れた状態を作り出し、
本番以上に技術と戦術理解を求める。
そして、最終的には
無意識でも出来るところまでやる。
それがこの夏のテーマに決まりました。
「 練習は本番のように、
本番は練習のように。」
遠征も含め、いろんなチームと試合ができます。
この夏を乗り越えたとき、
自分たちが一番強くなったと言えるように、
サッカーに夢中になっていきましょう。