大村高校サッカー部

質問があります!
「質問があります!」

この言葉、
どれくらい使っていますか?

1年生を対象に行われた
大学との連携講座で、
1時間、質問だけの講座が行われました。

どんな結果になったか。

めちゃくちゃ面白い!!!

“ 運動解析 ” の分野で行われましたが、
日常、誰もが行っている動きから、
スポーツ特有の動きまで
いろいろな質問が行われました。

まず講師の先生が言った一言。

「専門外のことはわかりません。」

間違った情報を与えることはできないので、
わからないものにはわからないと
はっきり言われてました。

これ君たちも参考になりますよね。
わからないことは
はっきりわからないと伝えること。

そして質問に対しては、
曖昧に全体像で話をするのではなく、
掘り下げていって、
一つの動作に焦点を当て説明する。

すると、最初の動作から、次の動作、
さらに次と順を追って
ひとつずつ見ることが出来るので、
原因をつかみやすく、
わかりやすい説明になっていました。

一日を振り返ると、もし違う講座の担当だったら、
この講座の話を聞くことはできませんでした。
こんな面白い話をしてくれる先生と出会えたことは
本当に幸せだったと感じました。

環境や情報、そして人との出会い。
それは平等ではありません。

自分にとって本当に必要な環境と情報を
手に入れること。
また、偶然かもしれませんが、
自分を変えるきっかけを作ってくれる人と
出会うこと。

これ以外にもあるかもしれませんが、
自分で手に入れられるものと、
手に入れられないものがあります。

本当に有効な時間の使い方を考えると、
わからないことはわからないと言うこと。
知っている人には、
教えてほしいことを具体的に聞くこと。

この2つは本当に大切だと思いました。

これができれば、
これまで10の時間かかって自分で解決していたことが、
1の時間で解決でき、残りの9の時間を使って、
新たなことにチャレンジできるようになります。

与えられるのを待っていても、
それが本当に必要かは
与えられないとわかりません。

しかし、自分にとって必要なことが
わかっているのであれば、
自ら掴み取ればいいと思います。

知りたいことがあるのであれば、
知っている人のところに自ら行けばいいのです。
それが環境を得ることに繋がります。

そんなチャレンジをするために、
使えるものは使って、
有効な時間の使い方を目指す。

今日担当してくださった先生は言われてました。

“ 本当かどうかはわかりませんよ。”

この言葉は、
“ さらに自分で調べて学び続けてください。”
との願いだと思います。

批判的思考を持って学び続ける。
そんな高校生活を送ってくれると
間違いなく大きく成長できるでしょうね。