勝負の神様は…。
勝負の神様は、どこに宿るんでしょうか。
本当に残念に思いましたが、
日常の中に、その意識はないようです。
練習が終わり、ひと仕事終えて
グラウンドに来てみると、
もちろん選手は誰もいませんが、
中途半端に整備されたグラウンドが…。
足跡はいっぱい残っているのに、
だれもキレイにしようとはしない。
何のためにグラウンド整備をするのか。
上手くなりたいから、
少しでもいい環境でサッカーしたいから、
使わせてもらっていることに感謝しているから、
みんなの財産だから、などなど。
色んな理由がありますが、
それでも1番は、上手くなりたいから、
少しでもいい環境でサッカーするためにやる。
それがグラウンド整備だと思います。
中途半端な人間がするサッカーですから、
中途半端なプレーが続きます。
細かいところまでやってないから、
試合中に細かいプレーはできません。
サボる癖がついているから、
試合中もサボります。
見られなければ、言われなければ、
平気で手を抜きます。
だから、最終的に何も身につかない。
成長したければ、勝負すべきは自分なのに、
中途半端なことでやった気になっている。
同じことをやっても、
本当に出来る人がやったことと、
中途半端な出来る人がやった結果は
全く違います。
下を見て安心するのかもしれませんが、
どんなレベルの人だっています。
気づいたときには、
どん底にいるかもしれません。
反対に、成長した!と感じて上を見上げても、
自分よりデキる人だって山ほどいて、
頂上が見えたことなんて私は1度もありません。
それでも何を目指すのか。
人間的な成長を目指さない限り、
サッカーの成長だってありません。
“ 勝負の神様は細部に宿る。”
大切にして欲しい言葉です。