大村高校サッカー部

振り返りから
試合の振り返りを出してもらっていますが、
最近はケガをしている人達が
ゲームを見て良い気付きを持って
振り返りを書いてくれています。

また、ずっと出し続けている人たちは、
個人の振り返りが結構細かくなってきました。
距離がどうだ、タイミングがどうだ、
体の向きや具体的なプレーの修正など、
最初に比べれば結構な違いです。

その一方で、出さない人もいるわけですが、
卒業生が2つの言葉を残してくれたこと、
忘れてしまったのですかね…。

『勝負にこだわる!
 日常生活をおろそかにしない‼』

ノートも勝負にこだわるための1つの方法であり、
日常生活の一部だと思っていますが。

出さない人は、期日を守れない人だし、
準備ができない人でもあり、
与えられた責任を果たせない人でもある。

だから、コーナーで簡単に責任を放棄するし、
勝負事にこだわりきれない。

自分の居場所を築き上げることって、
難しいことですね。

話は戻します。振り返りの抜粋です。

・終盤になると相手の攻撃の時間が続き、
 守備がゆるくなったので、
 こういうときに頑張れるのが当たり前!
 というチームにしていきたい。

・試合に勝てたことは良かったことだが、
 あくまでも練習試合で、この2日間で
 出来たこと出来なかったことを
 いかに次につなげられるかがポイントだと思う。
 まだまだ改善しないといけないことが
 多いので、練習から取り組んでいく。

・自分たちが上のレベルの相手と試合をするときは
 普段以上に一つひとつのプレーを丁寧に、
 不必要なプレーを減らすことが必要だと思いました。
 どんな相手と試合をする時でも、
 相手に合わせず自分たちのサッカーをすること、
 高いレベルでサッカーをすることが
 重要だと思いました。

・今回のゲームでは、身体能力の差が
 はっきりと出たゲームだったと思います。
 「体づくり意識改革!」
 筋トレを教えてもらっているけど、
 やっぱり食事が一番大事だと思います。

・今回の試合を見て思ったこと、
 試合中ずっと声を出して的確な指示を出していたこと
 ボールを相手から取られた後の守備の切り替えが早いこと
 パススピードが速く、正確ですごいなあと思いました。
 自分たちもマネしないといけない部分が
 たくさんあったのでマネしていきたい。

・今回来たチームは、お互いバチバチと
 激しいプレッシャーの中でゲームをしていて
 その中でも落ちない技術があってすごいと思った。
 あんなゲームが出来るのは、両者にプライドがあるから。
 自分たちはあれほど激しくはないと思います。
 これからは、プライドや気持ちを持って取り組めば、
 結果もついてくると思います。

・強いところとするときは、相手のプレスも早いから、
 集中するのは当たり前だけど、
 少しレベルが落ちたときに、逆にしたいことが出来ない
 みたいなことを言っている選手がいました。
 自分も見ているときに、
 やりにくそうだなと感じていました。なぜか考えたときに、
 やっぱり相手に合わせているからだと自分は感じました。
 相手に合わせずに、自分たちの世界に入れば、
 いつでも出来ることが出来ると思いました。
 そういうところの声掛けとかもできればと思いました。

これだけの人が、気づいています。
やらないといけないと思っている人は、
決して1人ではないと気づいてください。

やろうとすれば付いてくる人はいます。
後は誰がファーストペンギンになれるのか。
集団行動を徹底するペンギンの群れと同じです。

ときにはリスクを取って、
攻めて勝つようなチャレンジを
試合の中でも、日常でもやりましょう。