天才指揮者は、・・・。の続き
1/10の宿題、
ほとんどの人が自分なりの答えを
書いてくれました。
読んでいるときは、本当に面白かったので、
ずっとニヤニヤしていたようで、
周りの人たちからは、「 気持ち悪い…。」
と言われてしまいましたが。
もちろん、出していなかった人もいたので、
その場で意見を聞きました。
その答えは、こうでした。
「自分がもしその立場だったら、
身近なことのように感じると思います。
でも、客観的に見ると、
愚かな人だと思います。」
“ 身近なこと ” と答えてますが、
この宿題を出していない人です。
いつも、約束が守れなかったり、
するべきことをやらなかったりしているので、
自分のことのように感じています。
でも、一歩離れて見てみると、
自分自身に置き換えて考えても、
愚かな人だなと思うそうです。
ビジネス書などを読むと、
この天才を受け入れ、
理想を追い求めるのではなく、
相手に理想を押し付けて裏切られる前に、
自らが他者が抱える困難を受け入れることで、
ストレスは軽減すると書かれていたりします。
でも、チームとして一つのことを
成し遂げようとしたときに、
「この愚かな人をそのままにしていいのか⁉」
と考えてしまいます。
できないのか…、それとも
できるのにやらないのか…。
客観的に自分を見ている他者が、
自分のことを、もしこう思っていたらどうでしょう?
この人は愚かな人だ。できないんだな…。
自分を見ている人がどう感じるかは、相手次第です。
しかし、自分がそう思われていると知ったとき、
それを受け入れることができる人は
どれくらいいるんでしょう。
私は、そう思われたくないし、
愚かな人間にも、なりたくありません。
今できることは何なのか、
やるべきことは何なのか、
自分のことだけを考えていないか、
自分を客観的に見ることができているか。
これまでとは違った視点で物事を考え、
行動できる人になれるといいですね。