大村高校サッカー部

慣れだれ崩れ=去れ
「 慣れだれ崩れ = 去れ 」

意味がわかるでしょうか。

同じことを繰り返していると、
人間は知らず知らずのうちに “ 慣れ ” が生じます。
それはやがて “ だれ ” になり “ 崩れ ” を生み出す。
ここにそんな人がいては困る。

この言葉は、劇団四季の創立者であり、
演出家の 浅利慶太 氏 の教えです。

「ライオンキング」などで知られる劇団四季。
創立から65年、多くの人から圧倒的な支持を受け、
日本の演劇・ミュージカル界のトップに君臨します。

観客は誰しも、高いお金を払って
「慣れ」「だれ」「崩れ」ある舞台は
見たくありません。
1度でもそんな舞台を見せれば、
観客は離れてしまう。

一流であるためには、
人を感動させるような仕事をするためには、
自分に対して厳しい姿勢が求められる
ということを伝えていると思います。

何かを続けるときには、
どこかで必ず「慣れ」が生じます。
その慣れに気づけば対処できますが、
気づかないままに時が過ぎれば、
「だれ」になり、「崩れ」につながる。

今週の練習では、
意図的に同じ練習を続けました。
しかし、続けたことによって、
「慣れ」てしまった人も出ました。

おまけに、今日注意を受けたグループは、
4チーム対抗のゲームで最下位です。

なぜそうなったのか、
しっかりと考えてほしいと思います。
特にゲームに出ている人は、
責任を感じるべきと思います。
高いレベルでトレーニングするためには、
質を下げてはいけない。
まわりを引き上げるくらいの
“ 声 ” と “ 気持ち ” を
出してほしいと思いますけどね。

ということで、
明日のゲーム頑張りましょう!