41歳1ヶ月9日でのデビュー!
Y.S.C.C.横浜所属の安彦考真選手を知っているでしょうか。
今年42歳を迎えた安彦選手は、高校卒業後にブラジルへ渡り、
グレミオ・マリンガとプロ契約を結びます。
しかし、負傷の影響などもあって一度現役を引退。
その後、大宮の通訳やサッカースクールの運営を経験。
2018年3月に練習参加を経て水戸とプロ契約を結ぶ。
しかし、公式戦の出場がないままシーズン終了後に退団。
2019年に現所属のYS横浜に加入し、
2019年3月10日に行われたJ3第1節鳥取戦で途中出場を果たし、
41歳1か月9日でJリーグデビューをした選手です。
ジーコ氏(当時鹿島)が保持していた
Jリーグ最年長初出場記録の40歳2か月13日を上回り、
大きな注目を集めたそうです。
41歳でJリーグデビュー⁉
元プロだとしても、
40歳を超えてそんなことをしたサッカー選手を、
私は知りません。
テニス界では、引退後に復帰した伊達公子選手が有名ですが、
現在進行形で元プロ野球選手の新庄選手が現役復帰を目指して、
トレーニングに励んでいます。
この人たちに共通することは、
道なきところに、
自ら道を敷いて進んでいるところ。
どこまでやれるかわからない状態でも、
自分を信じ続けることができること。
今の社会状況も、これからの人生も、
私たちにとっては未知の世界ばかりです。
どんな時も前に進み続けるエネルギーを持つこと。
これこそ、今の時代に必要な力かもしれませんね。