半ケツとゴミ拾い
「半ケツとゴミ拾い」という本を知っていますか。
5月3日は、憲法記念日ですが、
実は “ゴミの日” とも呼ばれています。
誰が設定したか、いつからかなど、
わからないこともが多いらしいですが、
ふと、昔読んだ本を思い出しました。
現在は、作家として活躍されている荒川祐二さん。
大学時代、1本のドキュメンタリー映画をきっかけに、
「毎朝6時から新宿駅東口広場を掃除する」と決め、
自分を変えるため、ひとりで行動を始めたという実話です。
「夢なし」「自信なし」「希望なし」のダメ男…。
様々な予定外の出来事に巻き込まれながらも、
「自分を変えたい」という信念と、
「絶対続ける」という兄との約束。
続ける中で感じる周囲の変化と自分の内面の変化。
荒川祐二さんの成長を描いた笑いと涙の物語です。
ひとりの生徒から紹介された本なのですが、
非常に読みやすく、わかりやすい本なので、
深く印象に残っていますし、以前勤務した学校では、
全校集会で1時間使って本の紹介をしたこともあります。
たった1人の小さな取り組みですが、
みんなを巻き込み、ムーブメントを起こせれば、
とてつもなく大きな力となります。
荒川さんは、お兄さんに対し、有言実行!
誰にでもできることが人生を変える!
ということを伝えてくれています。
ネットで調べたりすることもできますが、
興味がある人は、ぜひ本を手にとって、
いろんなエピソードにも触れてほしいと思います。